MMI画面が故障 自分でできる断線修理

アウディA7のMMIがブラックアウトし、画面に何も映らなくなりましたが、原因は意外とシンプルで自分で直せましたので紹介します。A7でなくとも折りたたみ式のナビ画面の場合は同じような原因で断線して映らなくなることがあるかもしれないのでご参考にどうぞ。

経緯

エンジンをかけてもディスプレイは開くが画面が映ったり映らなかったり、ときには運転中に振動で映らなくなったり、最後の方は全然映らなくなっていました。最初の症状から1週間くらいでした。

使った工具

・内張りはがし

・ペンチ

・ソケット(安い工具セットの一部)

・精密ドライバーのマイナス

参考動画

この動画がとても参考になりました。感謝!!
https://youtu.be/10XpkiWIE4o

1 ディスプレイ周りのパネルを外す

MMI画面が映らない 断線修理 故障修理

写真1 まずはハンドルの左右のクリップを外します。

写真2 次にハンドル上のパネル(4つのクリップ付き)を外します。

写真3 そしてディスプレイの外側の枠を外します。

写真4 その後エアコン吹き出し口を外します。

こちらは六角のボルトで2箇所固定されています。エアコン吹き出し口を外す際に裏側のコネクタを3つ外しますが、あまりハーネスの長さに余裕がないので注意が必要です。

2 ディスプレイを外す

2箇所の六角ボルトを外したら台座ごとディスプレイが外れます。これに繋がっているコネクタ達は少し外しにくいので、外さずに作業しました。なんとかなります。

MMI画面が映らない 断線修理 故障修理

3 原因確認と対策

原因は参考動画と同じく、ディスプレイの電源を供給しているであろう2本のケーブルの断線でした。
下記写真の青丸の2箇所がぼろぼろでほぼ断線していました。

MMI画面が映らない 断線修理 故障修理

下記写真のように、ケーブルがこの青い線のように通っている(2つ角がある)ことにより、ディスプレイが出てくるときも、畳まれるときもケーブルに負担がかかってしまっています。そこで、黄色の線のように(角を1つだけに)通せばケーブルへの負担が軽くなるだろうと考えました。

また、そもそも断線した部分を切る必要があり、短くなるのでなるべく短距離で繋げる必要があったため、このように修理することにしました。

MMI画面が映らない 断線修理 故障修理

4 修理

1 ケーブルをハサミで完全に切ってコネクタを外します。

このときあまり根元すぎる部分を切っちゃうと、端子を外すときに引っ張りにくいので注意です。

MMI画面が映らない 断線修理 故障修理

2 コネクタの顔みたいなフタをパカっと外します。

手またはマイナスドライバーでゆっくり外します。

3 端子を抜きます。

精密ドライバーのマイナスや何か尖っているものを使い、端子の返しが引っかかってるところを押しながら、ピンセットで端子を引き抜きます。写真に8つ四角の穴がありますが、その真ん中2つに端子の返しが引っかかっていましたので、そこを押しながら引き抜きました。

引き抜いたら、どのように端子がカシメられているかをよく観察しておきます。この後の工程で重要です。

MMI画面が映らない 断線修理 故障修理

4 端子にかしめられて残っている短いケーブルを取り除きます。

なかなか細かい作業で集中していて写真が撮れませんでしたが、端子の先端を頭と考えると両腕と両脚でケーブルを抱きかかえている形です。(厳密には両腕は被覆の剥がれている部分を、両脚は被覆の上から抱きかかえています。)そのため、その両腕と両脚をペンチなどでゆっくり開いてケーブルを取り除きます。

5 ケーブルをショートカットさせます。

先ほどのこの写真のように、ケーブルは元々は青線のように通っています。今回は、黄色線のように通したいので、ケーブルが通っているカバーにハサミで少しだけ切り込みを入れて、その切り込みから該当の2本のケーブルを引っ張り抜きます。このカバーには他にもケーブルが通っていますので、他のケーブルを強く引っ張らないように注意です。ケーブルの柄を覚えておいたら大丈夫です。

MMI画面が映らない 断線修理 故障修理

6 端子を再びケーブルに圧着します。

ハサミで弱い力でケーブルの被覆を少しだけ剥がして、それを端子の両腕と両脚で挟みます。(圧着します。)

MMI画面が映らない 断線修理 故障修理

5 元に戻してテスト

先ほどの手順の逆で、再圧着した端子をコネクタに繋いで、コネクタをディスプレイに繋げて、エンジンをかけてみます。(ACCオンだけでもOK)

MMI画面が映らない 断線修理 故障修理

無事に映りました!!
けっこう戦ったので感動です!
ただ、毎回収納されることによってケーブルに負担がかかるのは避けられないので、再発する可能性はあります。まだケーブルの長さに余裕はあったのでなんとかなりそうですが、、、

6 あとは逆の手順で全部元に戻して完了

複雑と言えば複雑かもしれませんが、何万円か下手したら何十万円という修理費用を払わずに済みますのでチャレンジする甲斐はあるかと思います。もちろん自己責任でお願いしますが。

あったら便利な工具

・電工ペンチ

・コネクター外し

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